■ ID | 230 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 高有機質粘性土による地下水汚染物質の浄化能評価 |
■ 著者 | 行田明子
早稲田大学理工学部 佐々木弘 早稲田大学理工学部 高橋基之 埼玉県環境科学国際センター 八戸昭一 埼玉県環境科学国際センター 金主鉉 埼玉県環境科学国際センター 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第38回日本水環境学会年会、平成16年3月17日 |
■ 抄録・要旨 | 硝酸性窒素による地下水汚染について地形条件との関係を考察し、低地が有する自然浄化能を評価した。地下水概況調査結果の汚染分布では低地で汚染度は低くなり、台地と低地間の観測井における水質分析結果からも低地における硝酸性窒素の脱窒が確認できた。特に低地では溶存酸素がなく酸化還元電位が低い無酸素状態となっており、その形成に低地に存在する高有機質粘性土の寄与が推察された。現場で採取した高有機質粘性土の脱窒能試験では、有機物含量に比例して窒素浄化速度は大きくなり、その浄化能力を推計することができた。有機質に富む土壌が普遍的に存在する低地は、汚染地下水の自然浄化の重要な場となっていることが推察された。 |
■ キーワード | 硝酸性窒素、地下水汚染、高有機質土、脱窒 |
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